タップシューズの修理方法について ~ネジが緩んだときの対処法~

普段お使いのタップシューズ、カチャカチャ音がしたりしていませんか?
もしタップス(金属のチップ部分)を手で触ってみて、タップスだけゆるゆると動くようだとしたら、それはタップスとシューズをつないでいるネジが緩んでいる証拠です。

ネジがゆるむと、音が変わるのはもちろんのこと、その隙間からゴミが入ってしまったり、リノリウムシートを削ってしまったりと備品を傷つけてしまう可能性があります。
レッスンや練習を集中して受けられるようにするためにも、日頃からタップシューズをメンテナンスしてあげましょう。

今回は、タップシューズの簡単な修理方法についてお伝えします。

まず、いまお使いのタップシューズはどちらのタイプですか?

A)ネジがないタイプ(初心者向けシューズやジュニア向けシューズはこれが多いです。)

このネジなしタイプの場合、外れてしまうと修復が難しいです。

新しいシューズの購入をオススメします。

どのタップシューズがいいか、インストラクターに相談してみましょう。


B)ネジがあるタイプ

こちらはネジを入れ替えてあげたりすることである程度は修復できます。<用意するもの>・プラスドライバー・新品の木ネジ(直径5mm 長さ9mm)↑このサイズの木ネジはK360等のオーダーシューズを購入すると、何本かスペアが付いてきます。(どうしても手に入らない場合は、インストラクターにお尋ねください。)
1.緩んだネジをすべてはずします。2.ネジ受けとなる穴が広がり過ぎていたら、その穴に少量のボンドまたは輪ゴムの切れ端などを詰め、ネジ受けを小さくします。3.新品のネジを入れ、しっかり締めます。

【修復完了!!!】

ゆるゆる、カチャカチャ、とならないのを確かめて、また練習に励んでください。

タップスはアルミ金属製です。

コンクリートやセメントなど硬い床の上でタップを踏むことは、控えましょう。

タップスのほうが削れたり、ネジが外れやすくなったりします。

その他、膝に強く衝撃がかかるため、体にも負担がかかりますので、オススメしません。

必ず木製の板、またはそれに近しいものを使い、木材の下にもクッションがある状態で練習しましょう。

<自宅練習用タップ板の紹介>はこちら


The Report of Freiheit

タップダンスカンパニーフライハイトスタッフがお届けする、 フライハイトの活動ブログ。

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